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Interviewインタビュー

Profile

道路・構造事業部 道路第3グループ
マネージャー
大神 昭徳

熊本大学 理学部 地学科卒
2014年入社

Q1.現在の仕事内容

道路・構造事業部では、部署全体で道路・交通に関わる計画や調査、設計など道路分野全般を一手に担っています。それぞれの役割として、設計をメインにする部署、橋梁の設計をメインにする部署などに加え、土木技術の観点から道路の現状を管理するアセットマネジメントを担うセクションもあります。中でも私の担当は円滑にインフラ管理ができるような仕組みづくり。例えば、道路上に壊れている箇所がないか、また、問題点が見つかった場合、どのような予算配分でどこから手をつけていくかなどの「予防保全」にも関わります。事故や自然災害など事が起きて対処せざるを得ない場合もありますが、壊れる前にメンテナンスを施し長く使えるインフラ(道路・交通分野)を整えることも、私たちの重要な任務です。

Q2.入社したキッカケ

以前は全国に支店をもつ大手コンサルティング会社に勤務していました。異動で仙台や東京など各地の様々なインフラの現場に携わったことは大きな財産になりましたね。プライベートの事情で地元の大分にUターンすることになった際も、あまり大きな不安はなく、それまでの経験を地元に還元していこうという気持ちもあり、当社を選びました。当社は九州管内で比較的に規模が大きく、河川や道路等の特定の既存事業にしばられず、自らの専門分野を軸にしつつ、新たな事業に対して能力や想像を自由に発揮できる環境があることも魅力だと思います。「社会のニーズと共に地球をいたわるやさしい道づくり」をテーマに、新しい技術を導入しようという積極性も、キャリア採用である自分にとって可能性を感じる部分でした。

Q3.仕事のやりがい
先ほども触れましたが、予防保全という考えは、現在インフラ構築にあたる者にとってのキーワードです。つまり、道路の維持・管理に携わる身としては、“何も起きない”という状況がベストであり、そのための手立てを模索していくことにやりがいを感じます。大分はもとより、佐賀や熊本など県外エリアにおよぶ私たちの業務範囲において、地質調査や防災点検などの調査にはじまり、赤外線映像などを駆使した地盤の解析、落石のシミュレーション、はたまた交通解析にいたる業務項目を一つずつ積み重ねていくことで、当たり前の安全が保たれていくということ。一方で、現代のウェザーニュースのように、住民が地点の天候を情報発信できるように、私たち専門家以外の人から危険箇所に関する情報を集約できるシステムづくりの必要性も感じています。
Q4.会社の雰囲気
組織で何かを成し遂げようとする連携力は一般の企業より強い気がします。それも手伝ってか、この業界にありがちな技術者単位に焦点をあてる評価制度ではなく、チーム全体の実績を見ようとする風土がありますね。とはいえ技術者としては、個人の成長や業務実績という部分は気になるものかもしれません。しかし当社の場合、そこにあまりウェイトをおいていないですね。個人も集団(チーム)もある意味で表裏一体ですから、私としてもあまりこだわってはいません。チームワークが前に出る職場ですから、若い技術者が業務と並行し専門的なスキルを研鑽していきたいという時、面倒見のいい経験豊富な先輩技術者から的確なアドバイスをもらえる点も魅力でしょう。現場で働いてみるとより実感がわくと思いますね(笑)。
Q5.地元で働く魅力

地元だから愛着がわく、というのは答えとして普通すぎるでしょうか…。県外生活が長かったので、率直にそう思います。また、地域の特徴を知っている分、それまでの経験・キャリアからくる自分の考えを、仕事に反映させやすい点は大いにあると思います。他県しかり、自分が住む(住んだ)場所ですから、インフラというスケールのある仕事を通して、地域貢献できる喜びはひとしおです。今後も道路・交通分野に携わっていきたいと思っているので、現状不足を感じる交通関係のシステムや調査に関する機械・機器の導入など、技術向上に直結する情報を取り入れ、いっそう細かいところに手が届くインフラづくりを目指したいですね。技術者としての経験すべてをここ大分で発揮していけたら嬉しいです。

皆さまへのメッセージ

九州では有数の規模、実績があるので、自分のキャリアを生かすのに適した企業です。
できる仕事の範囲も広く、活気ある職場ですよ。